事例内容 | 解決事例 |
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安全衛生 | 労働災害 |
担当した事務所 | ALG 東京法律事務所 |
事案の概要
金属加工業を営む会社において、入社1ヶ月の労働者(20代)が、機械の操作を誤り、指1本を切断してしまいました(後遺障害等級14級)。その後、当該労働者が、会社に対し、安全配慮違反を理由に損害賠償請求をしてきました(請求額は900万円程度)。
今後、どのように対応すればよいか相談に来られました。
弁護士方針・弁護士対応
当該社員は若く、後遺障害による逸失利益の点で、双方の見解に開きが生じることが想定されました。
ただ、依頼者からの事情聴取の結果、当該社員の前職の収入が乏しいことが推察されたため、基礎収入に関して強気の主張を行うこととしました。
他方で、裁判となった場合には、逸失利益を中心とした賠償請求が認められることが見込まれました。そこで、ある程度の金額の提示を行わざるを得ない点につき、依頼者にも理解してもらい、交渉にあたりました。
解決結果
基礎収入に関して強気の主張を貫き、想定された賠償額を基準とすると800万円を超える減額利益を得ることができました。また、交渉の当初からある程度まとまった金額の提示について依頼者の理解を得ていたこともあって、早期の和解案の提示及び妥結に至り、迅速な紛争解決に至りました。
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