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アルバイト従業員の解雇

事例内容 相談事例
雇用 労働契約の終了

事案の概要

アルバイトスタッフを解雇にしてしまった。その後、当該スタッフから慰謝料請求をほのめかされているため対応を相談したい。
解雇の理由としては、一緒に働きにくいと感じていたため。解雇の契機となったのは、当該スタッフの母親を名乗る人物から、「家ではお店の不満ばかり言っているため、娘を辞めさせてほしい。」旨連絡があったこと。
店としては、当該スタッフに戻ってきてほしくはない。

弁護士方針・弁護士対応

ご相談内容の事情からすると、解雇が有効と判断される可能性は低く、解雇を撤回すべきと考えられる。
もっとも、当該スタッフには就労してもらいたいという希望があるわけではなく、母親からの電話の内容からすると、退職すること自体には異存がない可能性もある。そこで、一定の金銭を支払うことを前提にした退職合意書を取り交わし、当該合意書のなかで、解雇の意思表示の撤回や退職の合意などを規定することが望ましいものと考える。

弁護士の関与の仕方としては、代理人として交渉することも可能であるほか、合意書の作成のみを弁護士から助言することも可能であるため、状況に応じて判断してもらえればよい。

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